反面調査で生活費の一部を店の経費にしたことがバレた[飲食業経理の失敗事例] 電子書籍版
55円(税込)
作品内容
失敗は成功のもと! でも本当に失敗すると大変!? そこで各界の専門家、しかも一流のプロフェッショナルが「よくある失敗事例」から正しい実務知識を解説。逆転のケーススタディで実務が身につく失敗から学ぶ実務講座シリーズ!新規開店、新装リニューアル、新メニュー開発…。時として失敗を恐れぬチャレンジが必要な飲食店経営。でも、だからこそ、「経理」で失敗してはいけません。本書はあらかじめ「飲食業経理の失敗」から貴店を守る電子書籍です。>>>>>法人は設立せず、個人事業主として居酒屋を経営しているAと申します。当店では、基本的に特定の仕入業者から食材の仕入を行っておりますが、営業時間中に使い切ってしまった食材や調味料などは、近所の24時間営業のスーパーマーケットで購入することもあります。少量の食材等の仕入をする場合は、小口現金から支払いを行い、その都度領収書をもらっていました。 先日、当店に税務調査が入りました。その際に「現金仕入の際に、ついでにAさん個人で使用するものを購入していますよね?さらに、その個人使用分を、店の仕入代金の中に含めていませんか?」と指摘されました。 正直に言うと、少量の食材等の仕入時に、自宅で使用する雑貨類(シャンプー、ペット用品など)も一緒に購入しておりました。明細のない領収書ならば誰にもわからないだろう、という思いも少しはあったため、税務調査で指摘されたときには本当に驚きました。
作品情報
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