スタッフと海外に慰安旅行に行った[飲食業経理の失敗事例] 電子書籍版
55円(税込)
作品内容
失敗は成功のもと! でも本当に失敗すると大変!? そこで各界の専門家、しかも一流のプロフェッショナルが「よくある失敗事例」から正しい実務知識を解説。逆転のケーススタディで実務が身につく失敗から学ぶ実務講座シリーズ!新規開店、新装リニューアル、新メニュー開発…。時として失敗を恐れぬチャレンジが必要な飲食店経営。でも、だからこそ、「経理」で失敗してはいけません。本書はあらかじめ「飲食業経理の失敗」から貴店を守る電子書籍です。>>>>>私は居酒屋を営む法人の代表取締役Aという者です。この度、当社の店舗の内装を大幅に改装するため、約10日間の内装工事を行う事となりました。内装工事の間は店舗の営業を行うこともできないため、ハワイへの慰安旅行(6泊8日)を企画しました。参加者は工事に立ち会うBを除いた社員全員となり、Bには旅行への参加の代わりとして現金で5万円を支給しました。 帰国後、今回の旅行代、100万円(Aに係る金額20万円、その他の従業員に係る金額80万円)、及びBへ支払った5万円の合計額105万円を福利厚生費として経費に計上しようと考え、担当の税理士に報告したところ 「今回の旅行にかかった代金、100万円及びBさんへの支給額5万円は従業員に対する給与に該当し源泉徴収の必要があります。さらに役員であるA様への支出に該当する20万円部分に関しては経費として計上することもできません」との回答があり、ハワイでの楽しい思い出も一気に吹き飛ぶ事となりました。
作品情報
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