中古の店舗を大金をかけて改造して開業した[飲食業経理の失敗事例] 電子書籍版

  • 中古の店舗を大金をかけて改造して開業した[飲食業経理の失敗事例] 電子書籍版
  • 55円(税込)

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    作品内容

    失敗は成功のもと! でも本当に失敗すると大変!?  そこで各界の専門家、しかも一流のプロフェッショナルが「よくある失敗事例」から正しい実務知識を解説。逆転のケーススタディで実務が身につく失敗から学ぶ実務講座シリーズ!新規開店、新装リニューアル、新メニュー開発…。時として失敗を恐れぬチャレンジが必要な飲食店経営。でも、だからこそ、「経理」で失敗してはいけません。本書はあらかじめ「飲食業経理の失敗」から貴店を守る電子書籍です。>>>>>私は都内でイタリア料理店を経営しています。 今から半年ほど前になりますが、飲食店を経営していた友人からイタリア料理店風の店舗を居抜きで買い取り(内部造作設備も含めて800万円)、そのままその店舗で開業することにしました。 しかし、中古という事で内部造作設備はやや古くなっていたことから、オープンまでに1,500万円を支出(全額資本的支出に該当)して改良しました。 それから数ヶ月が経過し決算を迎えようとしていますが、中古資産の耐用年数については使用可能期間を見積もり、その期間で償却することが認められていると聞いていたので、その償却期間は10年くらいではないかと考えておりました。 しかし、顧問税理士に内部造作設備の耐用年数を確認したところ、「今回のケースのように中古で取得した資産に再取得価額(その中古資産と同じ新品のものを取得する場合の価額)の50%以上の資本的支出をした場合には新品の資産を取得したのと変わらないことから、その耐用年数についても新品を取得したのと同じ年数を使用しなければならい」と指摘されました。 もし内部造作設備を新品で購入した場合の耐用年数は41年、再取得価額は2,500万円とのこと。予想外に償却額が少なくなってしまいました。

作品情報

出版社
東峰書房
提供開始日
2017/05/20
ジャンル
ビジネス・実用

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