バイオベンチャー列伝―週刊東洋経済eビジネス新書No.112 電子書籍版
220円(税込)
作品内容
2000年初頭、日本ではバイオベンチャーブームが起きていた。が、現在までに上場にこぎ着けた会社は三十数社。各社とも技術面での実力はすごく、ノーベル賞を受賞したiPS関連の技術、遺伝子分析、細胞生物学、免疫学などいずれも学問的な水準は世界でもトップ級だ。だが、その大半が研究開発費先行のため赤字経営だ。 そんな中でも黒字を叩きだしている企業は存在する。ミドリムシで有名なユーグレナなど、代表的なバイオベンチャーを紹介する。 本書は、東洋経済新報社のサイト「会社四季報オンライン」に掲載された連載「大化け創薬ベンチャーを探せ!」を加筆修正のうえ制作しています。 ●●目次●●日本のバイオベンチャーペプチドリーム「『赤字が常識』の創薬ベンチャーが、4期連続最終黒字達成」Interview 窪田規一/ペプチドリーム社長「創薬ビジネスの将来」プレシジョン・システム・サイエンス「バイオ分析装置で医薬の研究現場を変える!」Interview 田島秀次/PSS社長「アボットとの共同研究中止で中核技術に集中」ユーグレナ「ミドリムシで快進撃。『緑汁』から燃料、医薬へ!」Interview 出雲充/ユーグレナ社長「大量培養法では特許を取らず、秘匿情報化」UMNファーマ「実務家に経営トップを禅譲し、創薬専業から製薬メーカーへ!」Interview 平野達義/UMNファーマ会長兼社長「会社の形が変わる中で、2度目の社長就任」メディネット「『お家騒動』終結で注目の今後」Interview 木村佳司/メディネット会長兼社長「『免疫』をキーワードに起業を決意」そーせいグループ「480億円で英社買収の勝算」Interview 田村眞一/そーせいグループ社長「480億円を投じた買収は無謀な賭けか」
作品情報
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