魚座の最後の日 電子書籍版
275円(税込)
作品内容
ファインダーの中の彼女 ■記憶に刻み込まれる女性がいる。その女性と再び会えば、それは再会、ということになる。この小説においては2人の女性と 20歳前の男、その友人のもう1人の男が再会を演じる。舞台は鹿児島から北海道まで。そして海岸が重要な場所になり、写真が小さくない役割を果たす。再会と海岸と写真の相互作用とはいかなるものか。「あとがき」で作者がこの小説の主題を明らかにしているが どうかそこは先に読まずにお願いしたい。そしてタイトルの「魚座の最後の日」とは 実は作家・片岡義男の誕生日でもある。【著者】片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/
作品情報
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