味噌汁は朝のブルース 電子書籍版
この作品は完結しています。(全1巻)
275円(税込)
作品内容
2人の関係がどこでわかるか? 会話だ、と言ってみたい。■ロクでもない男、と言ってもいいかもしれない。販売促進課に勤めるサラリーマンだ。片岡義男の小説の多くの登場人物(男)がそうであるように、ここでも年齢は27歳。恋人らしき女のほうは、実に平凡極まりない名前で、しかしいい女。のように見えて…… さてどうだろうか。凡庸なようで、停滞のない会話。共に迎える朝。とりあえず、それだけあれば、なんとかなる。【著者】片岡義男:1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。
作品情報
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