見えない戦争の正体――米中露が仕掛ける「認知戦」 電子書籍版
1540円(税込)
作品内容
■「認知戦」は、あなたの脳に仕掛けられた戦争だ「フェイクニュース対策」「SNSの情報操作」「ディスインフォメーション対策」もし、あなたが「認知戦」というワードを耳にしてこれらの事象を連想するとしたならば残念ながらすでに認知が歪められた状態にあると言わざるをえない本書が定義する「認知戦(Cognitive Warfare)」とは、外部から刺激を与えて反応を引き出す「心理戦」とは根本的に異なる脳の情報処理構造そのものを書き換え、対象者の思考・行動・価値観を根底から変えてしまう。─それが認知戦の本質だ。■こんなふうに感じたことはないだろうか?・「同じニュースを見ているのに、 人によって全く違う現実を生きているのか」と感じたことがある・トランプの言動が「支離滅裂」に見えるのに、 なぜ支持者は熱狂するのかが理解できない・SNSを見た後、気づかないうちに 自分の意見が変わっていたような気がするこれこそがまさに「認知戦」の影響である本書を読み終えたとき、あなたは「世界の見え方」が変わっているはずだ。■支離滅裂なトランプの言動に潜む「認知」の操作なぜトランプは矛盾だらけの発言を繰り返しながら、交渉を制し続けるのか。答えは単純だ。意識してやっていないからこそ、強いのだ。計算された戦略は相手に読まれる。しかし、本能と直感から繰り出される「認知の攪乱」は、誰にも防ぎようがない。相手が「合理的判断を下せなくなる地点」まで引きずり込む。─それがトランプという現象の正体だ「政治的暴言」「ディープステート」「関税」これらはすべて認知戦の道具にすぎない。本書はその構造を、その危険性を、インテリジェンスの最前線に身を置いた著者たちが徹底的に解剖する。■すでに日本に仕掛けられている米中露の認知戦ロシアはウクライナで。中国は台湾・沖縄で。そしてアメリカは世界中で、認知戦を展開している。中国が巧みに仕掛ける「三戦」(世論戦・心理戦・法律戦)は、軍事衝突の前から始まっている。福島原発の処理水問題、沖縄の独立論、琉球帰属論─これらは偶然ではなく、日本国民の「信念体系」を標的にした、精緻に設計された認知攻撃だ。そして最も恐ろしいのは、「敵」よりも先に「自国民」が認知戦の標的になるという事実だ。コロナワクチン、メディアコントロール、SNSアルゴリズム─。気づかないままに影響を受けているかもしれない。■スマートフォンが認知戦の最前線兵器となる「AIの進化」「空間コンピューティング」「DecNef(デコード化ニューロフィードバック)」…認知戦の手法は、間接的なものから「脳への直接介入」へと急速に進化している。■本書は世界で初めて、軍事司令部に提示された認知戦防衛システム「CWCSS」の内部構造まで踏み込んで解説する。それは、サイバー戦でわが国が犯した失敗を、認知戦では繰り返さないための緊急の警告でもある。認知戦において「手遅れ」は、経済的損失では済まされない。国家の存亡に直結する。全国民必読の書。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧