自由より自在に生きるー愉快さと葛藤の哲学ー 電子書籍版
1540円(税込)
作品内容
■日本を代表する思想家と、気鋭の哲学研究者による初の対談本!本書『自由より自在に生きる』では、思想家・内田樹さんと哲学研究者・近内悠太さんが、いまの社会に広がる「息苦しさ」や「生きづらさ」の正体を、身体、教育、共同体、政治、贈与といったキーワードから読み解いていく一冊です。対談の軸にあるのは、「自由」よりも「自在」という発想。自分の正しさや勝ち負けに居着かず、その場の理に応じて動ける状態をどう取り戻すか。武道の身体感覚と哲学の思考を往復しながら、現代人が失いがちな感度や判断力を、やわらかく、しかし鋭く掘り下げます。また本書では、・“うんざりしたとき”こそ変化の入口になること・苦難に耐えること自体を目的にしない修行観・分断や排外主義が強まる時代の空気の読み解き方・教育と共同体を支える「同期」「共身体」の感覚・私たちの社会に必要な「贈与」の視点など、日々の実感につながる論点が豊かに語られます。抽象的な思想の話にとどまらず、仕事、人間関係、学び、年齢を重ねること、社会の変化への向き合い方まで、読者それぞれの生活に引き寄せて考えられるのが、本書の大きな魅力です。「答え」よりも、複雑な現実の中で動ける“姿勢”が手に入ります。■目次・INTRODUCTION・PART1 愉快に生きるとは?愉快に生きていく作法次の行動の選択肢が限られているとき、生きづらさや息苦しさを感じる「居着き」を取り払い、「自在」を得る修行は「苦難に耐える」のが目的ではない三歩進んで二歩半下がる世界リスクを恐れない者が新しい道を見つけるうんざりしたときが実はチャンス「成長」したいのであれば、勝負にこだわってはいけない全体の設計者がいると思い込む陰謀論作り上げるよりも「壊す」方が魅力的に見える社会など・PART2 自由よりも「自在」に動く対立し、補完し合う「自由」と「平等」場の理に従って動く「自在」「自由」に潜んでいる難しさ人間の欲望の対象は〝あと少しで手が届きそうなもの?安心感を与える〝共和的なコミュニティ?〝一度失敗したら終わり?の現代日本野蛮と無知と幼児性が、力を持っている現代「清浄」と「汚物」の二項対立など・PART3 愉快な身体の共振葛藤を抱え込むと、頭の容量は大きくなる頭を大きくする機会が足りない現代教育必要以上に「自分らしさ」を求められる現代危険なものを察知する身体感度を高める「身体は同期する」は心地いいもの合気道から考える「同期」身体的な感度を高めて感じられる「同期」など・PART4 私たちの社会に必要な「贈与」「贈与」という言葉を考えてみる贈り物には反対給付義務が生じる自己肯定感も高めてくれる「贈与」自分の存在自体が丸ごと贈り物招待されたということも、有責性の一部になるなど・CONCLUSION
作品情報
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