動乱期を生きる 電子書籍版
1122円(税込)
作品内容
知の巨人と気鋭の戦史・紛争史研究家が語り合う「民主主義」「選挙」「安全保障」「日米関係」「中東問題」の今と未来「三流腐敗国」に陥った日本の今とこれからすでに権力を持っていることを理由に、強者が権力者然としてふるまう政体。それを「パワークラシー」という。そして、このパワークラシーにどっぷり浸透してしまっているのが日本の社会である。現代の日本では、強者を求める国民心理、短期的利益を求める「株式会社思考」が蔓延している。さらに、マスメディアによるジャーナリズムの放棄、現状追認を促すインフルエンサーの台頭と相俟まって、傲慢で短絡的な政治家・インフルエンサーの言動が人気を集める不可解な現象が起きているのだ。一方、世界を見渡しても、近代以前への回帰志向を持つ指導者が支持を集め、恐怖と混乱をもたらしている。この動乱の時代において、私たちに残された道はあるのか? 本書では異なる専門を持つ二人が、300ページを超える圧倒的なボリュームで、日本が抱える問題とディストピアを余すことなく語る。暗い未来の中に見える一筋の光とはーー。[目次]第1章 倫理的崩壊の危機第2章 地に落ちた日本の民主主義第3章 教育システムの機能不全第4章 動乱期に入った世界第5章 自ら戦争に歩み寄る日本第6章 2024年の衝撃第7章 思考停止に陥る前にできること
作品情報
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