予防医療 How Much? ~病気のリスクをお金の価値で考えてみた~ 電子書籍版

  • 予防医療 How Much? ~病気のリスクをお金の価値で考えてみた~ 電子書籍版
  • 1980円(税込)

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    作品内容

    実業家の堀江貴文氏が、予防医療の啓発に力を入れていることをご存知だろうか?生き馬の目を抜くビジネスの世界。そこを生き抜いてきた著者がたどり着いた結論。それが「健康こそ最大の投資」。「『病気になってから治療する』よりも『病気にならないように予防する』ほうが、人生にとってお得」ということである。 しかし、インセンティブが見えにくい予防医療は、大多数の人にとってモチベーションが上がらない。医師がどんなに「食生活に気を付けてください」「適度な運動をしましょう」と言っても、なかなか守れないのが現実だ。 そんな現状に、堀江氏は「アプローチのやり方が悪いのでは?」と考えた。同じような考えを持つ医療関係者を集めて、一般社団法人予防医療普及協会を立ち上げた。そこでは、ピロリ菌の除菌による胃がん予防キャンペーン「ピ」プロジェクトや、糖尿病の恐ろしさを啓発するドキュメンタリー映画「糖尿病の不都合な真実」の制作など、従来の医学界にはない、斬新なアプローチ方法で予防医療の意義を情報発信している。 予防医療に関する著書も上梓している堀江氏。本書では「お金」という新たな切り口で、予防医療を論じることに挑戦した。「予防医療を実践すれば、どれくらいお金を得するか?」という視点だ。 取材したテーマは「健康診断・人間ドック」「内視鏡検査」「無痛乳がん検診」「がん免疫療法」「総合診療医」「ポリファーマシー」「ライフスタイルセンシング」「VRリハビリ」「医療DX」と、幅広い分野に及ぶ。取材した9人の医師・研究者の専門的知見と堀江氏の大胆な主張は化学変化を起こし、「予防医療の経済効果は非常に大きい」という興味深い結論を導いた。 日本の医療費は2023年度で47兆3000億円。同年度の国家予算(一般会計)114兆3812億円の40%を超えている。加えて、過去5年間で、平均2.1%の上昇を続けている。予防医療は病気になることを防ぐことで、医療費の膨張に歯止めをかける効果もある。予防医療に取り組むことで健康になり、それが国の政策に良い影響を与えられるとすれば、一挙両得ではないだろうか? 本書を一読すれば、「予防医療がどれだけお金の面でお得なのか?」を理解して頂けるはずだ。1人でも多くの人が予防医療の経済的価値に気づき、予防医療を実践してもらいたい。

作品情報

出版社
メディカルレビュー社
提供開始日
2025/12/03
ジャンル
ビジネス・実用

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