レシピに書けない「おいしいのコツ」、全部お話しします 電子書籍版
1430円(税込)
作品内容
料理のレシピは、短ければ短いほど作りやすそうに見えます。「作ってみよう」と思ってほしいから、もちろんレシピが簡潔であることは大前提。ただ、よりおいしく作るためのひと手間や、失敗を避けるためのコツ、どうしてこのタイミングでこの作業をするのか? という説明は、実際はレシピに書ききれないほどたくさんあるもの。ですが、それらを詳しく書けば書くほど、「レシピが長い」「むずかしそう……」と敬遠されてしまいがちです。本書は、普段なかなか伝えられない“レシピの行間”に潜む「おいしいのコツ」を、たっぷり詰め込んだエッセイ&レシピ集です。料理家のアシスタントとして12年、独立して13年。ベテラン料理研究家の井原裕子さんが、「本当は、あんなこともこんなことも伝えたかった!」という熱い思いを、30のレシピとともにユーモアあふれる文章で綴ります。とはいえ、むずかしい話はゼロ! 「定番のから揚げが、こんなひと手間でグンとおいしくなる」といったちょっとしたコツや、おなじみの食材の意外な使い方、もっと広く知られてほしい“推し食材”、便利な調理道具などなど……なるほど!試してみたい!と目からウロコのエピソードが満載です。「もっと料理上手になりたい」と思っている方には学び直しやアップデートとして、料理初心者の方には料理の新常識として、必ず役立つ一冊です。【1章】「家庭料理」は、もっとおいしくなる麻婆豆腐には、家庭料理のすべてが詰まっているしょうが焼きは、鶏むね肉がいい!チキンソテーは、厚いところと薄いところを両方楽しむハンバーグの玉ねぎは、手軽にレンジでポテサラの極意は、余計な水分をとばすこと具ひとつで最高においしい。シンプルなきゅうりのサンドイッチから揚げは、粉の二度づけとまるめて揚げるひと手間でカリッとジューシーあえものには、うまみがあり汁けを吸ってくれるものを加える【2章】知ってほしい、雑誌では伝えきれない新しいおいしさ作りおきより「半つく」が、今の私にちょうどいいすべての料理が「うまみたっぷり」じゃなくていいじっくり加熱してくたくたにしたり、煮くずれさせたりするおいしさもある「ほぐす」と「ほぐさない」、ひき肉の2通りのおいしさ厚揚げもキャベツも、切るより、ちぎるが正解もやしは「揚げ焼き」で、やみつき食感に電子レンジ調理=蒸し料理。成功の決め手は「水分」です(もっと推したい、この食材1)「バジルペースト」は、うまみのかたまりです(もっと推したい、この食材2)主役級の食べごたえがある「長ひじき」(もっと推したい、この食材3)「なまり節」は最強の“鉄活食材”(もっと推したい、この食材4)生でも、煮ても。かぶのように使える「ビーツ」(もっと推したい、この食材5)「冷凍グリーンピース」の進化が止まらない(もっと推したい、この食材6)手間をかけるほどに愛おしい「牛すね肉」(うちのホムパの人気者1)大きく切るだけで、存在感アップ!「ごぼうのバルサミコ煮」(うちのホムパの人気者2)いつもの野菜が、スパイスで変身「生カリフラワーのスパイスマリネ」(うちのホムパの人気者3)飛ぶように売れる「ささみフライ」(うちのホムパの人気者4)冬の主役はあつあつのグラタン【3章】私の「おいしい」を作るもの基本の調味料と油のこと冷蔵庫に「水だし」があると、重宝します便利な調理道具には、どんどん頼る私を育ててくれた味。母と伯母が授けてくれた味の記憶大庭英子先生のこと料理索引
作品情報
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