社会言語学の副読本 電子書籍版

  • 社会言語学の副読本 電子書籍版
  • 2530円(税込)

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    作品内容

    「世界の言語」の大海原へ―― グローバル化は、「多言語社会」を誰にとっても日常のものにした。本書は、身のまわりに見出される「世界の言語」を深掘りしてみることで、ことばが異なる人、一人ひとりが、互いの違いを尊重し、安全で活力のあるコミュニティを共に築いていくための、あり方を探究する。行政や企業の多言語対応から、街歩きでの多言語探しの愉しみまで、グローバル・コミュニケーションの羅針盤となるエッセイ集。[目次]はじめに1 多言語社会を深掘りする01 鉄道会社の多言語対応から、「言語の問題」を考える02 「先住民言語の国際の十年」から考える、多言語社会・日本03 身のまわりの多言語環境を統計資料から捉えてみる04 高級ファッションブランドの多言語対応から見えるグローバル・ビジネス05 コミュニティのありようを映し出す言語景観06 一つの表現の深み、七千の言語の重み07 対をなすことば、価値観のかたよりを示す語彙群08 グローバルな思想を凝集する「世界“諸”英語」論2 違いを投影、抑制、創出することば09 デジタル・コミュニケーションと対面コミュニケーションの行き来10 エントリーシートの性別欄から多様性を考える11 縦書きと横書きの思考と文化12 察しと言明のあいだ13 ことばとアイデンティティ14 社会実践としてのことば、「ディスコース」15 ことばを運ぶ「メディア」のはたらき16 「メタファー」に見る表現、文化、他者理解3 言語政策という発想17 言語政策“不在”論18 コーポレートガバナンス・コードから「企業の言語政策」を考える19 言語政策“遍在”論20 情報ネットワークをつくりだす、「全社的な言語政策」へ21 すでにある語学力を生かし、育てる22 商品まわりの言語を見渡し、見直す23 多言語マーケティングと言語文化の活性化24 「国フェス」で繰り広げられる同調と差別化から生まれるもの4 異なる言語話者達でつくるコミュニティ25 異言語話者が出会うとき26 「ありえない」言語表現から考えてみる共生社会の関係づくり27 多言語ホームページに投影される作り手の言語観28 母語話者と非母語話者の対話と信頼関係の構築29 少数民族どうしが出会う国際都市、東京30 都市のユニバーサル・デザイン考31 多文化が祝祭される街へ32 異なる言語話者達が共に暮らすコミュニティづくりおわりに

作品情報

ページ数
253ページ
出版社
三元社
提供開始日
2024/09/02
ジャンル
ビジネス・実用

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