神の子 花川戸町自身番日記 電子書籍版
792円(税込)
作品内容
人の本心は誰にもわからない。だから思い遣る――。浅草花川戸界隈には、《人情小路》と呼ばれる横町があった。戯作者を目指す可一はその辻の自身番の書役として、町内の出来事を日記に残していた。そこに綴られていたのは、一善飯屋を営む男を衝き動かした慕情や、大好きな父親の窮地を救おうとする童女の奇跡、武士の義ゆえに添え遂げられない夫婦の絆だった……。隅田川近くの《人情小路》で、手探りで明日を掴もうとする人々を描く、感涙必至の時代小説。
作品情報
同シリーズ
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ