木島日記 電子書籍版
968円(税込)
作品内容
昭和初期――オカルト、猟奇事件、ナショナリズムが吹き荒れる東京。民俗学者の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込み、その棚にあるはずのない、未だ構想中の自分の小説『死者の書』を見つける。「何が書いてあるか読んでごらんなさい」奇怪な仮面を被った店の主人、木島平八郎に促され、その奇妙な書の頁をめくった時から、折口のまわりで奇怪な出来事が起こり始める……。「あってはならない物語」へ誘う傑作文豪怪奇ミステリ!書き下ろしの〈自著解題〉を付す改訂新装版で復活。【目次】第一話 死者の書第二話 妣が国・常世へ第三話 古代研究第四話 水の女第五話 若水の話〈自著解題〉物語を供養する
作品情報
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