パリの学生街 - 歩いて楽しむカルチェ・ラタン 電子書籍版
691円(税込)
作品内容
たおやかに曲がる細道を行けば、今日も小さな発見がある――歳月を経た建物の柔和な表情、ローマ人の支配の痕跡、美術館、ソルボンヌ大学、教会、書店、露店市……知的で質実、おおらかな風が吹き抜けるこの街に暮らして二十年、日々心をときめかせるカルチェ・ラタンの素顔の魅力をつづる。〈本文より〉「カルチェ・ラタンは歩いていて楽しい。観光名所にはないパリの魅力が味わえる」「散歩でも用事でも、飽きもせず古い道を選んで歩く」「古いパリの佇まいは、心が和むほどに優しい」〈目次より〉住まいは、右岸か左岸か/古代ローマの大浴場遺跡/学生街で楽しむ古い教会めぐり/ジョルジュ・サンドが賛美した「貴婦人と一角獣」のタピスリー/ヘミングウェイの空腹とリュクサンブール公園今昔/ソルボンヌと音楽祭/モンテベロ河岸の箱本屋/ひとつの村のようなモーベエル広場界隈/コレッジュ・ド・フランスの自由な講座/しっとりとした佇まいのビエーブル通り/辻邦生が住んだデカルト通りの坂/日本人の顔には「盗んでもいいよ」と書いてある/とっておきの場所、アラブ世界研究所の図書室 ほか
作品情報
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