日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う 電子書籍版
699円(税込)
作品内容
日本人の「家族の絆」の実態を調査し続ける岩村暢子氏。耕さず農薬も肥料も使わない農業で強い米を作った岩澤信夫氏。植林活動で海を変え、震災も淡々と受け止める牡蠣(かき)養殖家畠山重篤氏。日本になかった合理的な間伐を普及する鋸谷(おがや)茂氏。ごくふつうの日常を研究する人、リアルな「モノ」に携わる人と解剖学者が、本当に大事な問題を論じ合う。「日常から消えた『現実』」「不耕起栽培で肥料危機に勝つ」「ダムは造ったふりでいい」「人工林を救う管理法」……地に足をつけて考える一冊。(目次より)◎震災後、家族の絆は回復したか◎「ミーフェチ世代」の登場◎冬期湛水で無農薬・無肥料を実現◎現代の田んぼでは耕すことに意味はない◎海は生きていた◎気仙沼ユートピア計画◎日本の森林は外材輸入で守られている◎林業は採算が合う
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧