間宮寫眞館 電子書籍版
1672円(税込)
作品内容
”残す”理由は、写真の中にあった。店を畳むか迷う店主・亮介の写真館に、客の依頼が次々と舞い込む。毎年遺影を撮る老人、旅先の記念写真、失われた家族写真の原板探し――亮介は要望に応えるうち、ここが””人生の節目””を受け止める場所だと気づいていく。第40回日大文芸賞 優秀賞受賞作「桜が咲くころ」を含む全3篇を収録した珠玉の短編集雨煙る夜に――疎遠だった父の知らせ。救急外来の待合で、知らなかった父の思いが語られる。家族とは何かを問う一夜の物語。桜が咲くころ――病床の妻へ、移りゆく季節の写真を送り続ける夫。老いてもなお互いを気遣い、絆を深めあう夫婦。約束の桜がつなぐ、ふたりの物語。
作品情報
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