セルフコントロールの教室 意志の弱い哲学博士が贈る「完璧でなくともいまよりましに生きる」ための11講 電子書籍版
2200円(税込)
作品内容
「とかく自分はままならない。でも、哲学はこんなに役に立つ」読書猿氏推薦!なぜ人は先延ばしし、衝動に負けるのか。哲学・心理学・行動科学を横断し「できなさ」の正体を丁寧に解きほぐす。実用と教養を静かにつなぐ、新しいセルフコントロール論。【目次】▼はじめに▼第1講 イントロダクション1.人間、この非合理なもの/2.セルフコントロールとその喪失/3.まとめと流れ▼第2講 セルフコントロールと古代の哲学1.セルフコントロールと理性/2.プラトンの「魂の三部分説」/3.アリストテレスの「意志の弱さ」/4.古代ギリシア哲学からストア派へ▼第3講 現代の理論的な枠組み1.二重プロセス理論というツール/2.二重プロセス理論から見た自制とその喪失/3.最善の判断と価値の時間割引/4.いくつかの認知バイアス/5.整理と補足▼第4講 先延ばし(1)時間と価値1.先延ばしという身近な苦悩/2.先延ばしを理解する/3.価値の時間割引・選好の逆転・先延ばし/4.主に時間と価値が関わる先延ばしの諸要因/5.この講のおさらい▼第5講 先延ばし(2)感情と自己1.感情が主な原因/2.自己にまつわる要因/3.自己とは何か?――人の同一性/4.その他の種類の先延ばし/5.この講のおさらい▼第6講 自制のための戦略(1)心的なツール1.準備作業/2.実行意図・ダミー目標・代替報酬/3.自己肯定と認知的再評価/4.視点取得/5.その他の心的なツール/6.心的なツールの先へ▼第7講 自制のための方法(2)外的なツールと通時的な自制1.準備のための区別/2.外的なツールの色々/3.自己束縛と通時的な自制/4.外的足場/5.自己についての新たな見方/6.現代社会とセルフコントロール▼第8講 アディクションをめぐる問題1.自制とアディクション/2.アディクションの基本事項/3.あなたのネット依存はどれくらい? /4.二重プロセス理論から見たアディクションの要因/5.対策・責任・環境・制度/6.自己治療仮説という視点▼第9講 消費の非合理性とその謎1.消費の非合理性とセルフコントロール/2.顕示的消費の謎/3.高コスト・シグナリング理論/4.高コスト・シグナリング理論の応用/5.何にどうお金を使うか/6.満足化という戦略▼第10講 計画と人生1.計画とセルフコントロール/2.計画のための古典的な手法――GTD/3.長期目標と計画/4.計画的に計画を立て、習慣の力を借りる/5.生身の人間にとっての計画用ツール/6.人生におけるバランス▼最終講 ダークサイド――使用上の注意1.過剰な自制が生む弊害/2.社会的・経済的・政治的な問題/3.おわりに
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧