実験音楽 電子書籍版
5280円(税込)
作品内容
総作品数700超。実験音楽の歴史を新たに描く野心的大作。ジョン・ケージ、クリスチャン・ウォルフ、アルヴィン・ルシエから大友良英、クリスチャン・マークレー、マンフレッド・ヴェルダー、ヴァンデルヴァイザー以降の現代を生きるアーティストたちまで、半世紀にわたる実験音楽の営みを500名を超える作家とその作品から見通す。科学、数学、歴史、哲学、視覚芸術、インスタレーション、ソーシャリー・エンゲイジド・アート、テクノロジー、環境保護活動……あらゆる領域を侵食し続ける「音楽」の全貌。本書は、現代における実験音楽を、過去の一時的な運動ではなく、いまなお広がり続けている音への多様なアプローチとして捉え直す一冊である。実験音楽とは、特定の響きや様式によって定義されるものではなく、探究すること、不確実性を引き受けること、そして新しい発見へと開かれた「姿勢」そのものなのだということが、本書を通して浮かび上がってくる。構成は時系列や技法別ではなく、「共鳴」「和声」「オブジェ」「かたち」「知覚」「言語」「相互作用」「場所」「歴史」といった主題ごとに展開される。さまざまな実践を振り返りながら音楽を「つくること」「聴くこと」が、どのように問い直され、更新されてきたのかを描き出していく。名著として名高いマイケル・ナイマン『実験音楽──ケージとその後』の「続編のようなもの」として書かれた、実験音楽の現在地を示す、待望のガイドブック。
作品情報
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