考えてはいけないことリスト 電子書籍版
1430円(税込)
作品内容
■現代人の“止まらない思考”をどう止めるか脳の負担を軽くする実践書私たちが1日にもっとも多く会話する相手は、他の誰でもない「自分自身」。仕事の合間に、帰り道に、夜布団に入ってから―頭の中では絶えず「内なる声」が話し続けている。この“自分との対話”は、時に気づきを与えてくれるものの、多くの場合は悩みや不安、自己否定を増幅させる思考の沼となります。なぜなら、その“内なる声”は必ずしも成熟した助言者ではなく、時に未熟で自己攻撃的な存在でもあるからです。■とくに現代社会では、SNSや情報過多により「他人と比べる」「評価を気にする」クセが強まり、さらに自己対話が加速しています。本書は、こうした“止まらない脳内の会話”を見つめ直し、「そもそも、考えなくていいことを、私たちは考えすぎているのではないか?」という視点から、自分を救うための思考の“取捨選択”を提案します。とはいえ、「考えるな」と言われても考えてしまうのが人間。そこで本書では、「考えてはいけないこと」をあえて「リスト化」しました。思考の渦に飲み込まれそうになったときにリストを参照すれば、「これは考えると不幸になるだけだな」と気づくことができ、一時的にせよ思考をストップするきっかけになるはず。さらに、スキルとしての「考えない方法」も、随所に記しました。「考えない自由」を手にしたとき、あなたの毎日はもっとやさしく、もっと軽やかになります。ページをめくるたびに、あなたの中に「考えない自信」が芽生えていくはずです。■世界の研究が示す「考えない」という賢い選択本書では、他人からの評価・過去の後悔・未来への不安・自己否定・反すう思考といった“考えても何も得られない思考”を5つの領域に整理し、世界の学術論文にもとづいて「考えてはいけないこと」と「考えないための方法」を紹介します。◎「嫌われているのではないか」「空気を読めなかったのではないか」などの、他人からの評価不安(第1章)。◎「もしあのとき、○○していれば…」などの取り返しのつかない過去への振り返り(第2章)。◎「また同じ失敗をするのでは?」という、まだ起きていない未来への不安(第3章)。◎「こんな自分でいいのか」などの、自分を否定するような自己評価や自己対話(第4章)。◎「自分は何者なのか?」などの、答えが出ない自己探求の迷路に陥る反すう思考(第5章)。そのうえで第6章では、むしろ考えることで人生が軽くなる「前に進める思考」も提案します。無益で有害な考えがある一方、積極的に考えることで幸福感を高める思考もあるのです。■目次第1章 それはあなたの思考ではない【他人・評価編】第2章 思考はタイムマシンにならない【過去・後悔編】第3章 まだ起きていないことで苦しまない【未来・不安編】第4章 自分という迷路から出る【自己否定・抽象思考編】第5章 終わりの見えないループを止める【思考の沼編】第6章 “前に進める思考”だけを残す【考えてもいいことリスト】
作品情報
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