高く売るフランス人 安く売る日本人 フランス式高くても選ばれる戦略 電子書籍版
1540円(税込)
作品内容
なぜ、シャネルやヴィトン、エルメスは高くても売れるのかなぜフランス企業は、安売りに走らず利益を守れるのか?なぜフランス人は、長い休暇をとっても成果を出せるのか?長期デフレと人口減少でGDP世界4位に後退、企業も個人も「高く売れない」構造に苦しんでいるニッポン。かたや、観光・ブランド・文化資本を活かして、商品もサービスも「高く売る」ことに成功しているフランス。その違いはどこにあるのでしょうか?本書は、フランス流の価格戦略・働き方・ブランド哲学を徹底解剖し、・フランス企業が「値下げ競争」に巻き込まれない理由・フランス流「休みながら成果を出す」働き方の秘密・経営者が実践すべき「価格を上げても選ばれる」仕組みづくり…など、フランスを拠点に、欧州ファッションブランドのマーケティングに携わってきた著者ならではの、経営戦略と価格戦略に直結する実務的ヒント、日本企業がこれから世界で生き残るためのヒントを提示します。目次【第1章】 フランス流“価値を下げない”働き方戦略 ―ブランドを守る姿勢に学ぶビジネスの本質・シャンパンはなぜ値崩れしないのか?・「早く引退したいフランス人」と「長く働きたい日本人」?ほか【第2章】フランス流“はみ出す”ことで得られる競争力 ―文化の違いを超えて、交渉力・個性・価格戦略を磨く・はみ出すフランス人vs.はみ出さない日本人・はじめの「Non」はフランス式自己主張の技術 ?ほか【第3章】老舗企業に学ぶ高価格戦略とアイデンティティ設計 ―変えないことで強くなる・LV(ルイ・ヴィトン)のモノグラムは日本の家紋がベース・「ケリー」と「バーキン」職人技が支えるブランド経営 ?ほか【第4章】制度と文化の摩擦から考える ―日仏の移民政策と社会の持続可能性・フランスの移民政策が示す警告・エリートが社会を動かすフランスの学歴構造と統治モデル ?ほか【第5章】フランスに学ぶ地方ブランド化の本質 ―都市は“感情”で値づけされる・パリと京都は似た者同士・制度が価格を守る。フランスのホテル格付けと職人文化 ?ほか【第6章】価格は哲学である ―CHANELとUNIQLOに学ぶ“売り方”の本質・CHANELとUNIQLOの思想的連続性・五感と哲学で情緒的価値を高める ?ほか【第7章】フランスのハードパワー、日本のソフトパワー ―フランスの技術・言語・冒険精神に学ぶ・売る側の誇りが価格を決める! 対等な関係が生む価値・EUの中心に君臨するフランス、アジアの中心で仲介する日本 ?ほか
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