日本のバイク遺産 証言 名車を創りしものたち Motor Magazine Mook 電子書籍版
2400円(税込)
作品内容
名車を生み出した開発者インタビュー 度肝を抜くような高性能で、斬新な機構で、革新的なデザインで、世界中のバイク好きをあっと驚かせ、バイクの歴史を塗り替えてきた名車の数々。どんな名車であってもある日突然生まれるわけではありません。開発スタッフによる議論、考察、閃き、そして苦悩を重ねに重ねて、試行錯誤を繰り返して生み出されるのです。「日本のバイク遺産 証言 名車を創りしものたち」では、名車を生み出した開発スタッフのインタビューを、バイカーズステーション、ゴーグル、ミスター・バイク、ミスター・バイクBG、ホンダデザインなどの各誌からセレクト再編集して、国産4メーカーの1970年代から1990年代に誕生した30台、87名のインタビューを掲載いたしました。巻頭特集には、数多くの開発者の話を聞いてきたモータージャーナリスト松井勉さんによる、「開発者の想い」を書き下ろしました。バイクブーム全盛期ならではの雰囲気も楽しみながら、ご一読いただき、あの頃を回想してはいかがでしょうか。 ●CONTENTS●■ 開発者に話を聴いて── 松井 勉「モーターサイクルは『人が造る』ということ」●■ 池田 均「豹やライオンは別に化粧しなくても格好いい バイクのデザインもそういうものであるべき」●■ 稲村暁一・井上隆至・荒木 徹「Z言うたら、がむしゃらしゃかりきにやりましたわ」●■ 仲 和俊・下森 衛・岡崎孝勝・猪野精一「運輸省に認定に持っていったら〝相変わらずの暴走族スタイルですか~〟って」●■ 多田憲正「3Sの秘密」●■ 水谷昌司「まっ白の状態から作り上げるってことは技術者としては最高におもしろい」●■ 横内悦夫「問題は解決するためにあると考えていればいいんです」●■ 森岡 實「本田宗一郎が求めたのは最高を求める人が悠然と走れる超高級グランドツーリングバイク」●■ 森岡 實・浅野 明・山中 勲「開発ナンバー425・対欧州戦略車計画 ノルマンディー上陸作戦」●■ 仙波正弘・佐藤 実・角谷新二「生まれつき素性のよかったCB-F」●■ 大森義孝「70年代の国産バイク技術の粋を結集して開発した究極のCB」●■ 谷 雅雄・横内悦夫「カタナはどのようにして生まれたのか カタナの誕生を語るふたりの重要人物」 ●■ 森岡 實「ターボの熱とターボへの情熱 夏休み返上で誕生させた世界初のターボ市販車」●■ 稲村暁一・藤井洋祐・荒木 徹・多田憲正「Z1から10年目、新Z伝説発進」●■ 横内悦夫「Born in Circuit、Back to Circuit油冷エンジン生みの親、横内悦夫さんが記すGSX-R開発記」●■ 笠原 茂・芦原安史・熊田泰男・松本泰介「カールルイスを超えろ!? パワーは出せるだけ出せ!」●■ 高田 廣・登 正治・吉田 武・野中文行・稲村暁一「ニンジャのあと、それから300km/hと世界制覇」●■ 本多和郎「30年後に明かされる真実 RC30開発秘話」●■ 原 国隆・伴 哲夫・岸 敏秋・菊地 理「俺の乗りたいバイク だからカッコ良くて乗って楽しいやつに」●■ 馬場忠雄「貫いた明快なコンセプト すべては『コントロールする喜び』のために」●■ 三輪邦彦・瀧本 宏・島本 誠・小池美和・鈴木一寿「技術者に聞く YZF-R1誕生の背景」●■ 村松昭彦・吉浦耕司・石原浩二・松本義信・荒瀬国男・吉田孝司・加藤悦嗣「世界最速・最強だけではないスーパースポーツ」●■ 寺田五郎・麻生忠史・佐藤允弥「無から動への大変身」●■ 中村晴夫・奥井 薫・林 三智也・大城信昭・北田三男・大波加慎一「24年目、SRの真実」●■ 宮地一郎「最後の2ストロークだから『のんびりやろうや』」●■ 篠崎 隆・松井 守・船橋勝利・熊谷千昭・高橋博久・大西大三・大西憲一・阪岡 弘・水村 栄「コクのあるバイクは 酒のように熟成する」●■ 寺下伸志・橋本政和・大波加慎一・山名 修・倉野義明・鶴谷知弘「16000回転のパラム・サウンドはボクのロック」●■ 井上隆至・中嶋忠義・今安規夫・仲 和俊・本多秀男・山田良夫・大西 實・細居久芳「W1、Z2からの熱血カワサキ魂」●■ 安近 信・藤本幸憲・斉藤昇司・植本 匠・吉田 武「タイフーンになった西風とは」●■ 根布秀秋・中野耕二・鈴木哲夫・菊地 理・中島義明・神田英一・祖父江修市「本当に作りたいものを作ったらこうなった!スーパーフォアはこだわりの直4」●■ 【番外編】1982 HONDA MVX400F 封印・NC14●■ 広報部員として関わったRC142復元プロジェクト 高山正之「絵に描いた餅を実現する」
作品情報
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