一流の男 二流の男 三流の男――“悪くない男”(いいヒト)では一流にはなれない。 電子書籍版
1540円(税込)
作品内容
三流は焦り、二流は狙い、一流はただ“そこにいる”――この違いは何か?それは、言葉やスペックでは説明しきれない“空気”のようなものだ。たとえば、恋愛の場でもビジネスの場でも、・なぜかあの人、気になる・一緒にいると心地いい・また会いたいと思わせる男がいる。彼らは必死にアピールせずとも、ただ静かにそこに“存在している”だけで、周囲を引き寄せてしまう。努力をしていないわけではない。ただ、その努力が見えないほど自然に、日々の所作に“たしなみ”としてにじんでいるのだ。本書は、そんな「一流の男」と呼ばれる人たちがもつ共通点を、昼と夜の両面から紐解く。ビジネスの現場での振る舞い、会議での“沈黙の説得力”、何気ない聞き方や返し方――一見、小さな所作にこそ、一流かどうかの差が出る。そして夜の場では、服装、言葉選び、立ち居振る舞い、誰と飲み、どこで引くか――“粋”と“色気”が男を分ける。・この人ともっと話したい・理由はわからないけど、また会いたくなるそんなふうに“求めずにはいられない男”には、必ずと言っていいほど、他者の心をとろけさせる“余白”と“余韻”がある。ガツガツ求めたり、自慢を並べたり、押しつけたりしない。むしろ、何も言わず、ふとした笑顔や間合い、姿勢や視線だけで、相手の心を動かす。一方で、三流の男はどうか。焦って結果を急ぎ、目に見える数字や実績ばかりを語り、人に好かれようと躍起になる。だが、その必死さが空回りし、気がつけば“求められない男”になってしまう。二流の男は、戦略的に動く力はある。だが、その“狙い”が透けて見えすぎると、相手の心を冷ますことがある。だからこそ、どこか肩の力が抜けていながら、でも凛とした強さをまとっている――そんな“一流の空気”は、圧倒的な“差”を生む。本書では、「一流・二流・三流の違い」を、色気・人間関係・ファッション・聞き方・夜の所作など、あらゆる角度から浮き彫りにしていく。ただのハウツーやビジネスマナー本ではない。ユーモアと色気をまとった“男の美学書”であり、肩肘張らずに読めて、でも読み終える頃には、明らかに自分の中の「男という存在」が一段深くなる。そんな一冊である。■目次●プロローグ 女も男も骨抜きにする「一流の男」の美学●第1章 仕事は「余韻」がすべて――数字より〝残像〟が人を動かす・数字より心に残るもの・顧客の広がり方・取引先に見抜かれるものほか●第2章 なぜか人が集まる男(オス)の秘密── 沈黙も質問も、骨抜きの媚薬になる。 黙っていても頼られる〝人たらし〟の流儀・骨抜きのオキテ・褒められた瞬間にバレるもの・別れ際の余韻ほか●第3章 人間関係こそ心の鏡── 友人・取引先・仲間があなたを映す・友人の質が人生を決める・語られ方・仕事の肩書を脱いだ時に残る顔ほか●第4章 居場所と習慣で未来は決まる── どこで誰と過ごすかが格を作る・居心地へのこだわり・孤独から得るもの・習慣へのとりくみ方ほか●第5章 抜きどきに色気は宿る──「脱力感」と「没頭」で勝負する・力の入れ方、抜き方・沈黙が語る男の格・趣味が武器になるほか●第6章 フェロモンは最強のプレゼンテーション──佇むだけで人も恋も動かす〝余韻〟の技術・悪感情との付き合い方・ささやきの魔力・女友達というテーマパークほか■著者 潮凪洋介著者・作家・イベントプロデューサー・出版プロデューサー著書77冊・累計177万部。「サードプレイス推進」「恋愛文化の発展」をテーマに出版。『もう「いい人」になるのはやめなさい! 』(KADOKAWA/中経出版)は、シリーズ累計21万部突破のベストセラーに。「心の壁を壊し、生きることを楽しもう」をステートメントに「サードプレイス主義」を掲げ活動。約100種類のアソビジネス・メニューから、その人に合った「オリジナルなアソビジネス」を診断・創造するLD 法を開発し、企業・団体規模や分野を問わず講演・ワークショップを多数共催している。
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