完全版 社会学入門 資本主義と〈近代〉を捉えなおす 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
そもそも、何を研究する学問なのか?ロングセラーを増補してパワーアップ! スミスやヒュームなど知られざる源流から、デュルケム、ウェーバー、パーソンズなどの定番、さらには現代最大の問題としての資本主義の分析まで。講義録を活かした親しみやすい文体で、社会学の全体像をわかりやすく描き出す。【内容】はじめに1) 社会学の理論はどのようなものか 第1講 理論はなぜ必要か──共通理論なき社会学 第2講 「モデル」とは何か──合理的主体モデルの考察 第3講 方法論的全体主義というアプローチ 第4講 社会学は何を対象にするか──「形式」への着目2) 社会学はいかに成立したのか──近代の自己意識の再検討 第5講 社会学前史(1)──近代社会科学の誕生 第6講 社会学前史(2)──進化論と比較文明史のインパクト 第7講 モダニズムの精神──前衛芸術は何を変えたか 第8講 学問におけるモダニズム 第9講 デュルケムによる近代の反省──意味の喪失への眼差し 第10講 ウェーバーとマルクス主義3) 〈多元化する時代〉と社会学 第11講 危機についての学問 第12講 20世紀後半以降の理論社会学──パーソンズ・フーコー・構築主義 最終講 社会学の可能性──格差・差別・ナショナリズム補講 補講にあたって 補講1 意味の全体論――社会学に統一理論は可能か 補講2 当事者性と社会調査――質的な調査とは何か 補講3 資本主義という主題――世界の持続可能性を問う付録 【新版】初学者のための読書案内主要人物年表あとがき完全版へのあとがき
作品情報
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