マンガでわかる介護職のための認知症ケア 電子書籍版
2420円(税込)
作品内容
認知症の方のよくある言動の理由を探り、最適なケア方法を解説 認知症の方のよくある行動の事例30をマンガで紹介。認知症の方の行動をどのように見立てるか、どのように理由を探ればよいかを解説し、適切なケアを提示します。これまでの認知症ケアでは、「認知症があると、認知症が原因で意味不明な行動をする」 という捉え方が主流でした。暴言や暴力があれば意識レベルを下げる薬を投与し、介護に抵抗すれば身体拘束をするということが、致し方ないこととして選択されてきました。しかし、認知症の方の行動には理由があり、関わる人の態度や考え方、物の見方、捉え方が変われば、そのケアの方法も変わります。ケアの方法「手立て」は、「見立て」に左右されます。介護の現場では、まだまだ知っている「手立て」を 根拠なくあれこれ試すということも少なくありません。ステレオタイプ化した対処療法を提供するだけでは不十分です。関わる人の「見立て」の力が向上すれば、「手立て」(ケアの方法)も適切なものになります。本書では、「見立て」の力を高める内容を提供し、その先にいる認知症当事者の方々に 「最適な手立て」をお届けします。【はじめに】 利用者には、私たちが出会う前(認知症になる前)から 歩み続けてきた人生があります。介護職は利用者の人生を支える仕事です。だからこそ 「『認知症』ではなく、『人』に向き合うこと」 が大切だと考えます。(「はじめに」より)
作品情報
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