萩原朔太郎 電子書籍版

  • 萩原朔太郎 電子書籍版
  • 2200円(税込)

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    作品内容

    錯綜する幻覚的ヴィジョンの構造、分裂した自己像への視座、象徴主義の秩序を超えていく言葉のエネルギー、巧妙な自己笑劇化の装置‥そして「詩を書かなくなった詩人」としての晩年。本書は評論でも研究書でもなく、「評釈つき詩集」だと著者は書く。大枠は評伝・解釈を付けた詩集であり、それゆえ、入門書的関心の読者をも引きこむ本だが、一方で、「地面の詩学」「身体の詩/詩の身体」「母性棄却」「姦通系」など、独自の用語を駆使して、朔太郎に深く斬り込んだ高度な内容を併せ持つ。読者を充分に楽しませつつ、同時に、豊かで不気味な詩世界に導く、まさに「たくらみ」に満ちた一冊。

作品情報

出版社
中央公論新社
提供開始日
2025/09/30
ジャンル
ビジネス・実用
連載誌/レーベル
中公選書

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