叱らない時代の指導術 主体性を伸ばすスポーツ現場の実践 電子書籍版
1023円(税込)
作品内容
「頑張れ!」「やる気出せ」では人は動かない──三笘薫、河村勇輝らを育てたコーチを徹底取材!指示がなくとも自ら動き、成長し続ける力はどうすれば育めるのか。ヒントは「叱る指導」からの転換が急がれるスポーツ育成の最前線にあった。スポーツと教育に精通したジャーナリストが、三笘薫、河村勇輝、北口榛花ら若くして世界で活躍するアスリートを育てたコーチ18人の人材育成術を徹底取材!ドラフト選手を次々輩出する無名校の「環境整備」の秘訣、五輪金メダルを生んだ「問いかけ」の心理的効用。「消えた天才」を生まないためのスポーツ現場の取り組みには、子育てからビジネスまであらゆる指導に応用できる目からうろこのスキルが詰まっていた。【内容】第1章 雪国の無名校はなぜドラフトに一学年6人も送り出せたのか──「やる気が出る」環境をつくる推薦ゼロで躍進遂げた大学野球の異能/日本代表を送り出す高校バスケ界の雄 など第2章 控え選手だった三笘薫はなぜ焦燥につぶされなかったのか──「対等な関係性」が人を伸ばすJクラブが割拠する激戦区を制した街クラブ/北口榛花の才能をつぶさなかったコーチ/球児に「監督」と呼ばせない指揮官 など第3章 不安に怯えていた柔道選手はなぜ五輪を連覇できたのか──「傾聴と問いかけるスキル」が成果を生むジーコに見出された男の哲学/錦織圭を育てたコーチの思考力 など第4章 河村勇輝はなぜミニバスからNBAまで成長し続けるのか──「好きのマインド」が伸びしろへ筒香嘉智、森友哉を育てた中学生クラブの挑戦/少年野球の頂点で知った後悔と希望 など第5章 6万人を教えた「少年サッカーの神様」はいかにスポーツを変えたか──「主体性の支援」こそ本当の厳しさ「怒らないミニバス大会」の主催者/ハンドボールに初の女性強化本部長誕生/生徒に謝罪会見した高校バレーの監督 など
作品情報
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