DIGITAL STANCE スマホに支配されない生き方 テクノロジーとの「健全な距離感」を見つける 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
元Google人材育成統括部長が教える、アテンションエコノミーを賢く生き抜くヒントあなたは1日に何時間スマホを見ていますか?平均的な日本人は1日に約168分をインターネット利用に費やしています。10~20代では、それが4~5時間に達することも。あなた自身はどうでしょうか?□食事中や会話中に無意識にスマホを確認することがある□通知がないか気になって、10分以上集中できないことがある□朝起きて最初にすることは、スマホの画面を見ることだ□「ちょっとだけ」とSNSを開いたら、30分以上経過していることがある□スマホを忘れたり、バッテリーが切れたりすると不安になる3つ以上当てはまった方、安心してください。これはあなたの意志の弱さではありません。テック企業が数十億ドルをかけて設計した「ハマる仕掛け」の効果なのです。現代社会においては、情報の質や内容よりも、「どれだけ人々の注目や関心を集められるか」が経済価値を生むとされ、それをめぐって無数のアプリやサービスがしのぎを削る、いわゆる「アテンションエコノミー」が進行しています。メール、チャット、SNS,動画、ニュースアプリ……目が覚めた瞬間から寝る直前まで、気づけば私たちの時間と集中力は削られ、本当に大切なことに向き合う余裕を失ってしまいます。通知に追われ、目の前の会話に集中できず、気がつくと何も覚えていない数時間が過ぎている。それでも「スマホを手放すなんて無理だ」と思ってしまう。なぜならテクノロジーは生活や仕事の必需品であり、完全に断つことなど現実的ではないからです。本書は、そうしたジレンマに直面している現代の皆さんに向けて、“デジタルと健全につきあう”ための新しいスタンスを提案する一冊です。元Google人材育成統括部長であり、テック企業のビジネスをよく知る著者が、「アテンションエコノミー時代を生き抜くためのヒント」を実践的に説きます。「やめる」ではなく、「選ぶ」「整える」「距離をとる」スマホやSNSに使われるのではなく、使いこなす。その選択肢がここにあります。「最近、なんだかスマホ疲れしているかも……」そんなあなたの行動を変えるきっかけとなる、スマホ時代の新・教養書です。【目次】はじめに第1章 なぜ、わたしたちはスマホに振り回されてしまうのか?第2章 デジタルテクノロジーの光と影第3章 デジタルテクノロジーとの適切なスタンスとは第4章 より健全なスタンスをとるためのマインドセット第5章 デジタル資本社会で人生を自分の手に取り戻すおわりに――自分らしい生き方を求めて巻末付録:中・高・大学生のためのガイドライン/親と教育者のためのガイドライン/一般社員・メンバーのためのガイドライン/ビジネスリーダーのためのガイドライン/人材育成・人事プロフェッショナルのためのガイドライン/スタートアップ・起業家のためのガイドライン/エンジニアのためのガイドライン/デジタルクリエイターのためのガイドライン/フリーランサーのためのガイドライン/ヘルスケア・メンタルヘルス専門家のためのガイドライン
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