女性議員は「変な女」なのか(小学館新書) 電子書籍版
1210円(税込)
作品内容
男社会で働くすべての女性たちへ!祖父が国会議員の野田聖子と実家はうどん屋の辻元清美。生まれも育ちも正反対なのに、なぜか仲の良いふたり。「家に帰っても冷蔵庫は空っぽ(涙)」(辻元)「いい人がいたら紹介するから」(野田)などと、本音トークが炸裂!そんな彼女たちは、約30年もの間、超男社会の国会の中で、「女のくせに変な人」と指差されながら、己の信念に従って、議員を続けてきた。それゆえ、対談は、郵政民営化選挙や連立政権での造反など乗り越えてきた政局や党派を超えた協力によって成立したNPO法や児童ポルノ禁止法……、そして現在進行中の選択的夫婦別姓の裏側、また、次世代の女性議員のために作った塾や若い議員に寄せる期待にまで話はおよぶ。セクハラ・パワハラ、おひとり様の悲哀、育児・介護に老後など、働く女性に共通に降りかかる悩みについても深くえぐってくる。後半はジャーナリストの長野智子氏をファシリテーターに、政治家や企業重役の一定の定数を女性に振り分けるクオータ制についての鼎談。どう働き、どう政治にコミットしていくかを改めて考えさせる元気あふれるふたりのかしまし対談。(底本 2025年6月発売作品)
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ