米国経済指標の見方・読み方・生かし方 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
景気・雇用・物価・住宅・金利・金融政策カテゴリー別に38種の指標を紹介!経済指標は日本はもちろん、世界中の国々が発表しています。それも、1つ2つではなく、さまざまな機関がさまざまな視点でさまざまな指標を。なかには同じテーマを複数機関が独自の指標を発表しているものも。足元の経済状況を判断するうえでの重要なバロメータでもある経済指標からは、株価だけでは判断できない、その国の内情を知ることができます。株価がしっかりと上昇をしていて好調そうに見えている状況下でも、経済指標を細かく分析してみると、悪い兆候が見られるということはよくあります。反対もしかり。データは現状を示すものだとしても、将来的な動向の兆しをつかめれば、他者に先駆けて動けるようになるのです。そのためにも継続的に数字を追うことは重要になります。日本人投資家の多くが、日本市場に投資をしていることでしょう。そんな方々にとって本書で取り上げる米国の経済指標など見る必要ないと思うかもしれません。ですが、米国との経済的な結びつきが強く、「米国がくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」との言われるように、日本経済が米国経済に多大な影響を受けるのは事実です。そのためには、米国の景気動向をしっかりと把握しておく必要があるでしょう。本書にはGDP(国内総生産)からはじまり、失業保険申請件数や個人消費価格指数、中古住宅販売や小売売上高など、米国のさまざまな経済指標が登場し、その特徴やポイントを解説します。ですが、最初から全てを追うことは現実的に無理があります。まずは全体像をつかんだり、自分のビジネスや投資テーマにそった指標を継続的に追ってみましょう。続けていけばきっと数字の変化が示す背景をつかめるはずです。そうすれば世界経済への認識が深まり、あなたのビジネスや投資にヒントを与えてくれるはずです。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧