週刊文春 トップ屋魂 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
「文春砲」は、ここから始まった……雑誌記者デビューから55年、著書500冊超のジャーナリストの集大成!その時代のことは、疾風怒濤と言うしかない。いま私は、とても感謝している。特別寄稿 高山文彦 (作家)日本のジャーナリズムが再生するためには、第二、第三の「大下英治」の出現が待たれる特別解説 花田紀凱 (元『週刊文春』編集長、月刊『Hanada』編集長)「首輪のない猟犬」が追いつめた昭和・平成の怪物たちわたしは、よく聞かれる。「なぜ、そんなに取材し、書きつづけるのか。特に何が楽しいのか」わたしは答える。「取材相手にわたしが抱いている先入観が、相手にぶつかることによって、粉々に砕ける瞬間がある。昨日までのわたしの思いが、その瞬間に新しく生まれ変わる。その瞬間がたまらなくセクシーなのだ」どんなに苦しくても、人間を、社会の現実を描き迫ることほど生きている実感を感じることはないよ。その充実は、金銭には換えがたい。――「プロローグ」より
作品情報
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