女人入眼 電子書籍版

  • 女人入眼 電子書籍版
  • 880円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    第167回直木賞候補作、待望の文庫化!「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後にあったのは、国の実権をめぐる女たちの政争。そしてわかり合えない母娘の悲しい過去だった。「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とは――。「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。

作品情報

出版社
中央公論新社
提供開始日
2025/04/22
ジャンル
文芸
連載誌/レーベル
中公文庫

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ