僕たちは言葉について何も知らない 孤独、誤解、もどかしさの言語学 電子書籍版

  • 僕たちは言葉について何も知らない 孤独、誤解、もどかしさの言語学 電子書籍版
  • 1980円(税込)

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    作品内容

    國分功一郎氏・千葉雅也氏 推薦!最注目の言語哲学者、一般書デビュー。人間は言葉を操る魔法使いである。その恐ろしさと可能性。我々はまだ「言葉が何をなし得るか?」を知らずにいる。――國分功一郎 (哲学者、『暇と退屈の倫理学』著者)言葉を使うのは難しい。なぜなら、言葉には、人を動かし、現実を変えてしまう不思議な力があるからだ。本書は、「言葉の力」とは何かを、哲学的な視点から丁寧に説明してくれる。――千葉雅也(哲学者、『勉強の哲学』著者)「言葉は人の心を救いもすれば、生涯消えることのない傷を負わせることもできるものです。誰もが言葉の持ち主なのに、どうにもうまく使いこなせない。言葉とはいったい何なのでしょう。(「はじめに」より)【目次】第1章 人間の言葉は魔術だ第2章 「言語化」の手前第3章 あいまいさが生む言葉の本質第4章 空気、皮肉、げんかつぎの言語学第5章 聞き手をコントロールするコミュニケーション第6章 誤解のメカニズム第7章 文化の尊重と、個人の尊重第8章 自分らしさの言語学最終章 「月がきれいですね」が「あなたが好き」になるときなぜ「言語化」に長けた僕たちは、これほど孤独なのか?【目次詳細】第1部 理論編:言葉の本質第1章 人間の言葉は魔術だ言葉には知られた顔と知られていない顔がある人は生まれながらに他者を必要とする第一の見かた:言葉は記号である(論理的)第二の見かた:言葉には含みがある(心理的)第三の見かた:言葉は〈場〉である(相互作用的)第2章 「言語化」の手前にあるもの論理のおおもとに心理がある知性の裏にある「白衣効果」知的な大人は「こども」みたいだこども心はいつも小さくなっている人間は理性的? 悪い冗談はやめてくれ第3章 あいまいさが生む言葉の本質言葉の黄身と言葉の白身言葉のあいまいさが誤解もクリエイティビティも生む言葉の意味は「核」+「ゆるやかな領域」概念の変化:愛には、憎しみと区別のつかない瞬間がある第4章 空気・皮肉・げんかつぎの言語学言葉に含みをもたせるのはなぜかあいまいな言葉がなぜ生き延びるのか空気を読む力と、ことばのあいまいさ第2部 応用編1:嘘、誤解、もどかしさ第5章 聞き手をコントロールするコミュニケーション想起する言葉をコントロールすること「わかる人にはわかる」言葉?「鳥」から何を想像させるか?なぜ「優しい嘘」は許され、「誤解させたなら謝ります」はモヤるのか第6章 誤解のメカニズムなぜ誤解は起こるのか「誤解してしまう言葉」の特徴誤解を利用する戦略的コミュニケーション第3部 応用編2:生きるに値する孤独な世界第7章 文化の尊重は、個人の尊重なぜ個性のない言葉が「個性」を生むのか文化を尊重することは、個人を尊重すること言葉はダウンロードして使う個人の経験の積み重ねが文化になる第8章 自分らしさの言語学本来の自分を言語化するには、「述語」に注目せよ「人間活動」というレッテル貼りの効果本来の自分を言語化するには、「述語」に注目せよ違和感から始めよ自分の中での自分の不在主語より述語――「傷」より「痛い」に注目する一般化とかけがえのなさそもそも「みんな」にあなたは含まれてない「レッテル」があなたを比較可能にする痛みは美しい最終章 「月がきれいですね」が「あなたが好き」になるとき孤独感の正体「みんなでいる安心感」という孤独「月がきれいですね」が「あなたが好き」になるとき孤独(Solitude)の先に孤独感(Loneliness)の解消がある死んだ人ともわかりあえる「今、役に立つか」は未来の役に立たないほんとうの幸せとは何か人は本来独りである言葉を大切にする人が幸せをつかむ

作品情報

出版社
ニューズピックス
提供開始日
2025/04/10
ジャンル
ビジネス・実用

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