今、ラジオ全盛期。 電子書籍版
1650円(税込)
作品内容
なぜラジオのイベントは東京ドームを満員にできるのか? タイパが重視される時代に、ラジオは「リスナーとの関係性を、長期間かけてじっくりと耕す」というまったく逆の戦略で成功を収めています。どれくらい長期間かというと「ラジオは1クールが10年」という言葉もあるほど。じっくりと耕すことで、推し活のファンダムのような熱狂とは異なる、ラジオならではの「静かな熱狂」が生まれるのです。本書は、オールナイトニッポンがV字回復するまでの20年間を紐解きながら、「静かな熱狂」を生むコンテンツづくりに必要な考え方をご紹介します。【目次】プロローグ なぜラジオのイベントに16万人が集まったのか?Chapter1 ラジオは風前の灯火だった――2000年代の「衰退」・華やかな世界の裏で、忍び寄る衰退の波・ポルノグラフィティ岡野昭仁さんの即興に学ぶほかChapter2「東日本大震災」でラジオの存在価値は変わった――2010年代前半の「転機」・2011年3月11日、当日の現場・東北出身サンドウィッチマンとの忘れられない出来事ほかChapter3「SNS」と「イベント」がラジオを身近な存在にした――2010年代後半の「復活」・「岡村歌謡祭」が教えてくれたリスナーの熱量・オードリー全国ツアーで見えた番組イベントの「型」ほかChapter4「コロナ禍」の逆境がラジオを強くした――2020年代の「全盛」・「一緒に不安になりましょう」近づくリスナーとの距離・佐久間宣行さんがきっかけでスポンサーとの関係性が変わったほか
作品情報
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