世界を旅して見つめたクマと人の長いかかわり 電子書籍版

  • 世界を旅して見つめたクマと人の長いかかわり 電子書籍版
  • 3080円(税込)

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    作品内容

    決定版にして重要な記録……本書は、いままさに進行している、人新世における人類と野生世界との衝突に関する必読の書である。――ジェームズ・バログ(アースビジョン研究所所長)科学ジャーナリズムの最高傑作だ。徹底した調査、入念な構想、そして生き生きとした筆致。ぜひ読んでほしい一冊!――ネイト・ブレイクスリー(American Wolfの著者)悲痛でもあるが、希望もあり、科学的知見が豊富でありながら詩的な趣に満ちている。人類がいかにクマを傷つけ苦しめてきたかを勇猛果敢に探求する書だ――そして、同じ地球に生きる仲間であるクマを救う力が、人類にはまだあることも証明している。――ベン・ゴールドファーブ(『ビーバー』の著者)●本文より人間は、この偉大なる捕食動物を征服しようとし、その強大な力に服従もした。クマを見せ物にし、商品にし、戦士に仕立てた。そしていま、私たちは、その未来をも決定づけようとしている。現存する8種のクマを追って、アンデスの雲霧林からインドのジャングル、そして北極の海に浮かぶ氷原まで、世界各地を訪れる。そこから見えた、クマたちの過去と現在、そして未来とは。開発により生息環境が脅かされているメガネグマ、熊胆を採取するために飼育されているマレーグマ、徹底した管理で数が回復してきたパンダ、人との衝突が深刻化するアメリカクロクマなど、転機を迎えつつあるクマと人の関係はどこへ向かうのか。世界のクマの現状を掘り下げ、野生動物との共生のあり方を考える。解説:山崎晃司(東京農業大学教授)●目次第I部 南アメリカ第1章 雲に棲まうもの(メガネグマ、エクアドルとペルー)第II部 アジア第2章 死と踊る(ナマケグマ、インド)第3章 ソフトパワー(パンダ、中国)第4章 黄金の液体(ツキノワグマとマレーグマ、ベトナム)第III部 北アメリカ第5章 野生の世界を飛び出して(アメリカクロクマ、米国)第6章 グリズリーの再来(ヒグマ、米国)第7章 氷上を歩くもの(ホッキョクグマ、カナダ)

作品情報

出版社
化学同人
提供開始日
2025/01/24
ジャンル
ビジネス・実用

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