こどもリスクマネジメント なぜリスクマネジメントが大切なのかがわかる本 電子書籍版
1386円(税込)
作品内容
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「みる」「わかる」「きめる」「うごく」の4つのステップを用いてピンチに強い人になることをめざします!予測不可能な時代だからこそ 身につけるべき大事な力「リスクマネジメント」という言葉を目にすると、「災害」「事故」などを想定しがちですが、その本質的な意味は、「危機の未然防止」と「危機が起こったときの最悪の事態を防ぐ対応」をすることです。「何かに失敗したとき」「間違ったことをしてしまったとき」に親や先生、友だちにどう対応するのかという日常生活の一コマからテストで悪い点にならいための対策、健康管理もリスクマネジメントの領域だといえます。本書は、首相特別便機長、湾岸危機時の邦人救出機機長などを務め、「グレート・キャプテン」として知られる元JALパイロットの小林宏之氏が監修、PDCAに代わるフレームワークとして注目される「OODA(ウーダ)」【Observe(みる)、Orient(わかる)、Decide(きめる)、Act(うごく)】をベースにリスクマネジメントを育む内容です。こどもが「事故」「成績不振」「いじめ」といった危機に直面したときにどのように考えどのように行動するべきかを導きだせる実践的な内容を解説するとともに、大人にとってもリスクマネジメントについて考えるきっかけとなる一冊です。失敗をおそれずに、前へ進むためにも、リスクマネジメントの知識を身につけよう!人間の活動には必ずリスクがあり、だれにでも日常生活でさまざまなリスクが発生してピンチに陥ることがあります。しかし、今の私たち日本人の大人にもこどもにも欠けているのが、「リスクにどう対応するか」というリスクマネジメントです。(中略)これまでに自分がさまざまな局面で判断・決断して、行動した結果が「今の自分」です。未来に目を向ければ、今後さまざまなことに直面したときに「どうするか」を判断し、決断して行動する――その連続によって、これからの自分はつくられていきます。(中略)だれもが失敗をしたくはありませんし、ピンチに直面したくもありません。しかし、人は前に進もうとすれば、失敗やピンチに陥るリスクは避けられません。だからこそ、私たちはリスクに対し、どのように準備し、どう対処するかを学んでおく必要があります。(監修者執筆・本書「はじめに」より一部抜粋)本書の売上げの一部は「一般社団法人こども食堂支援機構」を通じて全国のこども食堂支援に使われます。【もくじ】はじめに失敗をおそれずに、前へ進むためにも、リスクマネジメントの知識を身につけよう!第1章 ピンチのとき、あなたならどうする?忘れ物ものをしてしまった!テストの点が悪かった……ケガや病気をしてしまった!…など第2章 世の中はさまざまなリスクにあふれてる日常で直面するさまざまなピンチが「リスク」「リスクマネジメント」と「クライシスマネジメント」リスクの大きさをどう考えるのだろう?…など第3章 ピンチのときに役に立つ考え方「OODA」戦闘機のパイロットがつくった「OODA」ピンチのときに役立つ「OODA」という考え方「OODA」はループする…など第4章 《Observe》しっかり「みる」力を鍛えよう!リスクを避けるには周りを観察することが大事4つ“眼”でものごとを観察するクセをつけよう!“虫の眼”で細かいことまで正確に読み取る!第5章 《Orient》状況を「わかる」ことが大事!状況が「わかる」には情報が大事!情報源がどこなのかを調べるクセをつけよう悲観的に準備することが大事!…など第6章 《Decide》決めるときは大胆に「きめる」判断」と「決断」の違いをしっかりと区別しよう!「きめる」ときに大事なのは「覚悟」すること判断が遅れるほど、状況は悪化する…など第7章 《Act》きっとうまくいくと思って「うごく」!いくら考えていても行動しないと変わらない!「行動する」と決めたならすぐに「うごく」!失敗をおそれずに楽観的に行動しよう!…など第8章 ピンチに備えた日ごろの準備と心がまえ生活習慣を変えれば、将来のピンチを減らせる!学校や家でできることを考えよう!「苦労は買ってでもせよ」で困難に立ち向かおう!…など
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