朝鮮朱子学 退渓心学と栗谷道学 電子書籍版
19800円(税込)
作品内容
朝鮮朝の朱子学の定型化はどのように進んだのか? そして、朝鮮朝固有の朱子学はどのような過程を経て成立したのか? 李滉と李珥を軸に、朝鮮朱子学の成立の経緯とその思想について詳細に論説。基本書かつ重要文献として、必読の書。【主要目次】前言上編――中国元の朱子学から朝鮮固有の朱子学へ第一章 朱子学の東伝――高麗朝末期,元学の隆盛第二章 朱子学の刷新と高麗の革命――元学から独自の学へ第三章 権近の朱子学第四章 朝鮮朝前期朱子学と陽村学第五章 士林学の台頭と朱子学の変質下編――朝鮮朱子学の成立とその学術第六章 士禍と清隠の学第七章 豊穣な知の世界――退渓学成立前夜の朱子学をめぐって第八章 李滉略伝――経世行道と隠居問学の葛藤第九章 李滉と朝鮮朱子学大一統第十章 退渓心学と『心経附注』第十一章 李滉の四端七情分理気論――退渓心学,道徳感情の研究第十二章 李滉の最後の哲学挑戦――理の実在化と物格無極の新解釈第十三章 李珥略伝第十四章 栗谷学総論――朝鮮朱子学のもう一つの集大成第十五章 性・情・意の心論第十六章 李珥道学――朝鮮朝の現実主義哲学第十七章 李珥の文廟従祀――朝鮮朱子学の二大学派補章 在人の神――中国医学の“たましい”論後言参考文献/索引
作品情報
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