老人の知恵 電子書籍版
1430円(税込)
作品内容
タブーなし、忖度なし。知の巨人×日本を代表するジャーナリスト 初対談が実現!戦争を知る最後の世代として、これだけは言っておきたい。戦争体験。高度経済成長期。バブル崩壊後、1990年代からの経済停滞「失われた30年」。超少子高齢社会。この社会の居心地の悪さの原因は何なのか。そんな日本を活性化させるにはどうすればいいのか。人間にとって「生きる」とは、「老い」とは、「死」とは――。解剖学者としての知見をベースに医学・生物学などの知識を交えて社会のあらゆる事象を読み解く「知の巨人」と、活字と放送の両メディアで精力的に取材活動を続ける「日本の生き字引」ともいえる稀代のジャーナリストが、縦横無尽に語り合う。【本書の主な内容】●腰が痛い、肩が凝る、年寄りの文句が増えてきました ●虫の世界は人間社会に何が起きても変わりません●敗戦の日の夜、明るい街を見て戦争が終わったことを実感●タブーに切り込まなければ戦時中と同じじゃないか●震災後の日本がどうなるか『方丈記』を読むとよくわかります●国の大きな転換期には必ず大規模な自然災害が起きています●自国ファーストは鎖国への第一歩ではないか●チャレンジする人間を育てられない、それが日本の大問題●負けるとわかっている戦争になぜ反対できなかったのか●日本には明治維新からのストレスが残っているんです●薬不足、車の不整備、原因はつながっているのです●男性に同化せざるを得ない社会って、どうなんだろう●神って定義できないもの。一人一人が持っていればいい●僕のお爺さんの現世はビールに落ちたハエかもしれない●できると思えば必ずやる。それが日本人の悪いクセでもある●虫の減少と少子化の問題は似ている。どっちも原因がわからない●人間関係だけで世界が完結したら、たまったもんじゃない●論破することにどんな意味があるのかなあ●日本人はいつからものづくりの精神を忘れたんだろう●定年前に辞めたから今の自分があると思います●スマホもパソコンも社会とのお付き合いのためです●80歳過ぎたら我慢しないで好きに生きたらいいんですよ●老い方は人それぞれ、他人と比べても仕方がないんです●健康診断より大事なのは、体の声に耳を傾けること●高齢者だから猫を飼うなというのは余計なお世話●死んだあとのことは今考えても仕方ないほか
作品情報
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