終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉 電子書籍版
2851円(税込)
作品内容
山田太一の戦争にまつわる珠玉シナリオを集成!(すべて初活字化)戦時中にタイムスリップしてしまう家族を描く衝撃作『終りに見た街』(2005年リメイク版)、今まで活字化を許可されていなかった『男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』、その他映画のための未発表シナリオなど全4篇+掌篇・講演を収録。『ふぞろいの林檎たちV/男たちの旅路〈オートバイ〉』に続く山田太一未発表・未活字化シナリオ集第2弾。*ある日突然、戦時中の昭和19年にタイムスリップしてしまう平凡な家族。彼らは敗戦間近の食糧不足・国家総動員そして大空襲の時代を生き残ることができるのか……衝撃的な結末が話題となった『終りに見た街』は1981年に小説として発表され、翌年ドラマ化、さらに2005年にリメイクするほど山田太一自身思い入れのある作品である。今回リメイク版を初の活字化。*鶴田浩二主演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズの掉尾を飾るスペシャル版〈戦場は遙かになりて〉は、今まで待望されながらも山田太一が活字化を許可していなかった。今回初の単行本収録となる。*中国残留孤児問題を取り上げた映画シナリオ『唐津湾夕景』(1975年)、アラブ紛争地域に住む日本人を描く舞台作品『砂の上のダンス』の映画化シナリオ(2000年代)はともに未発表作品。*附録として掌篇「叔父さんの下町」(単行本未収録)、戦争体験を語る貴重な講演(抜粋)を収録。編・解説 頭木弘樹はじめに(頭木弘樹)叔父さんの下町終りに見た街男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉砂の上のダンス唐津湾夕景少年期の飢餓体験ーー講演「テレビとわたしーーわたしの作品を通してーー」より収録作品について(頭木弘樹)
作品情報
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