京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書 電子書籍版

  • 京都大学人気講義の教授が教える 個別株の教科書 電子書籍版
  • 1870円(税込)

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    作品内容

    iDeCo・NISAで投資信託を始めているものの、次のステップとして、「個別株」をやってみたい人、「個別株」に興味を持ち始めた人へ。個別株を長期保有・資産運用することは、自分の財布を豊かにするだけでなく、経済やビジネスの学びにもつながります。著者は、京都大学名誉教授の川北英隆氏。長らく日本生命の資産運用部門に携わり、取締役を経て学会に転じ、京都大学で証券投資を分析・研究しています。実践と理論を知る著者による株式投資の本質論です。「個別株」の長期保有のメリットと基礎を図や表を用いてわかりやすく説明してくれる一冊です。<本文より抜粋>売買をなるべくせず、長期保有によって企業や経済成長の利益を享受することが株式投資の本質ーー。「短期売買」は企業が実らせる果実とは無関係のゼロサムのゲームである。「長期保有・資産運用型」は経済が成長する社会ではプラスサムであり、長期資産運用を目指した全員が利益を享受できる。長期資産運用はプラスサムであるから、株式に関する知識があまり高くないとか、時間がないといった個人にも向いている。「将来性があり、経営も優れていて素晴らしいのでは」と思う企業の株式を買い、その後は時たま株価や業績を見る程度であっても、長い時間が経過すれば、ずっしりと重い果実を得ている可能性が高い。これが筆者の60年にわたる株式市場との付き合いから得た結論である。株式投資(個別株)は、本質的に怖いものではない。株式投資で損することは当然あるが、変な「儲けたい」欲をもたなければ、大ケガとは無縁。株価の水準を心配する必要はあっても、過剰に心配するのは時間の無駄、チャンスを逃しかねない。少額で十分なので、まずはスタートすることが大切。その際は「アメリカ株」からがおすすめ(詳しくは本文を参照)。本当の株式投資は副業の一種。自分の好きな仕事をしながら、趣味を楽しみながら、ついでに株式投資を楽しみ、素晴らしい企業の成長の果実を分けてもらうことだ。【目次】第1章「まず株式(個別株)を買う」どのように買ったらいいかを書いている。初めて買う場合は「アメリカ株」をおすすめしている。詳しくは本文を読んでほしいが、日本株より手軽に買えるし、期待も大きい。第2章「資産運用を考える」「資産運用」の対象は「株式(個別株)」だけではない。預金、国債、投資信託などいくつかある。これらの投資対象について、簡単におさえておく。第3章「長期資産運用は経済成長で潤う」長期のデータを用いることで、株式(個別株)による長期資産運用こそが、経済成長の果実(すなわちリターン)の分け前に与れる有力な方法だと示している。企業や経済全体の成長の観点から、日本の株価についても説明している。第4章「資産を分散させ、長期運用する」投資する株式(個別株)は、企業を選ばなければならない。本章では、長期資産運用においても企業を選ぶことが必要だと確認し、その後で、分散投資の重要性と、その方法を述べる。第5章「企業の将来の可能性を評価する」個人投資家として長期運用を選ぶ場合、投資先企業の選別が必要となる。それも客観的な指標による選別である。その指標の特徴や留意点を説明する。日本経済を取り巻く環境を考えると、企業間の格差が大きい。企業として「人口減少」や「環境問題」への適切な対応、グローバルな事業展開、デジタル化に適合した製品・サービスの開発、労働生産性の向上などを実現し、利益を本当に伸ばせるのか。世界的に見て、少数の精鋭企業だけが伸びる。インターネット、情報工学、AI(人工知能)、生命工学……、その流れに追いつけない者の登場と退場は、個人も企業も同じである。長期保有の観点から企業を選び出す感性と、その確認が求められる。第6章「投資信託と付き合う」「資産運用立国」や「金融リテラシー」などの政府の掛け声、税制上の優遇措置が魅力的な新NISAやiDeCoにおいては、投資信託が主役の座にある。その投資信託の概要と付き合い方を述べる。TOPIXや日経平均株価を模倣する上場投資信託(ETF)への投資は、幅広い投資により大きな当たり外れは回避できる一方、政府頼みのような凡庸な企業の株式まで買うことになる。自分自身の目

作品情報

出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
提供開始日
2024/08/23
ジャンル
ビジネス・実用

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