いとし、君へ。 超訳 日本の暦 24+72 電子書籍版
1980円(税込)
作品内容
「日本の暦」は、世界一泣ける**突然だが私は、田舎生まれである。山に囲まれ、そこかしこに田園が広がり、電車は1時間に1本。そんな地元が、好きになれなかった。高校を卒業と同時に都会へ進出。暮らし、働き、生きてみたけれど、あれからときは経ち。――私はいま、なぜかまた田舎にいる。**地方で育った著者が、都会生活を経て、再び地方へ。その中で生まれたのが、この本でした。日本人が1000年以上使ってきた、「二十四節気・七十二候」という暦。たとえば、・「東風解凍(とうふう、こおりをとく。)」・「黄鶯けんかん(うぐいす、なく。)」・「草木萌動(そうもく、めばえいずる。)」など、生きもの、植物、雨、土、風に太陽……。さまざまな季節の風景が、美しい日本語で表現された暦です。この美しき暦の世界に、「現代の美しい風景」と、「季節の和歌」を組み合わせました。単に暦を紹介する本ではなく、言うなれば、「暦の文学」。人々がどんな風景ととともに暮らしてきて、何を感じてきたのか。自然ってすごい。生命って美しい日本という土地の素晴らしさにあらためて気づかされる1冊です。
作品情報
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