モノ 電子書籍版
1870円(税込)
作品内容
モノレールに乗る人、モノレールを支える人。一本のレールがつなぐ人間ドラマを、お仕事小説の名手が、あたたかい筆致で描き出す。2024年に開業60周年を迎えた「東京モノレール」を舞台に描く、日本初「モノレール小説」出発進行!【本書の目次】*清藤澄奈 三十五歳 総務部 *梅崎初巳 三十歳 運輸部、乗務区乗務員 *水村波衣 二十五歳 営業部、駅社員 *杉本滋利 四十歳 技術部、施設区線路 *『東京モノライフ』*あとがき*おまけ【著者メッセージ】東京モノレールさんはおもしろいなと、前から思っていました。浜松町から羽田空港までモノレールを走らせる会社。とてもわかりやすいです。でもそのなかには、運転士のかたがいて、駅員のかたがいて、保守のかたがいて、総務のかたがいるはずです。その全員を書きたいなと、あらためて思いました。ちょっとお話を聞かせてもらえたらうれしいんだけどなぁ。東京モノレールさん。予想を遥かに超えてきました。神対応というものがもしあるなら、まさにそれでした。望んだ人全員のお話を聞かせていただくことができ、望んだ以上のものを見せていただくことができました。(本書「あとがき」より)カバーイラストレーション/古屋智子
作品情報
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