不連続殺人事件 附・安吾探偵とそのライヴァルたち 電子書籍版
1320円(税込)
作品内容
それは、「人生最高のゲーム」だった――日本の本格ミステリ史上屈指の名作『不連続殺人事件』。その誕生背景には、若き文学者たちが戦時下に行なった伝説の「犯人当て」イベントがあった。荒正人・大井広介・平野謙ら、坂口安吾の〈ライヴァル探偵〉たちによる貴重な回想・証言と、小説本文を初めて一冊に。〈解説〉野崎六助【目次】[小説]坂口安吾『不連続殺人事件』[資料編](※は書籍初収録)平野謙:平野探偵の手記大井広介:犯人当て奨励/「現代文学」の悪童たち※荒正人:『回想・昭和文学四十年(抄)』荒正人・江戸川乱歩・大井広介:鼎談・評論家の眼※江戸川乱歩:『不連続殺人事件』を評す/坂口安吾の思出埴谷雄高:遠い記憶から――『不連続殺人事件』/署名本佐々木基一:「現代文学」回想※[解説]野崎六助
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