堕落論・日本文化私観 他22篇 電子書籍版
946円(税込)
作品内容
昭和21年4月に発表された「堕落論」によって,坂口安吾は一躍時代の寵児となった.処世術などクソ食らえ.自分にとって恥しくない内なる自己.他者などではない,この〈自己〉こそが一切の基準だ.それと戦い続けること.作家として生き抜く覚悟に貫かれた安吾の視線は,物事の本質にグサリと突き刺さる.(解説=七北数人)
作品情報
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