東映任侠映画とその時代 電子書籍版
1936円(税込)
作品内容
鶴田浩二、高倉健、若山富三郎、藤純子、菅原文太、『網走番外地』『昭和残侠伝』『博奕打ち 総長賭博』『極道』『緋牡丹博徒』『仁義なき戦い』『日本暗殺秘録』『日本の首領』『極道の妻たち』…etc.日本が最も熱かった時代に捧げる鎮魂歌(レクイエム)その勃興から終焉までを、剛腕プロデューサー・俊藤浩滋の足跡を軸に読み解く、傑作ノンフィクション!血沸き肉躍る「あの時代」の熱気を完全再現!東映任侠映画が一世を風靡し、社会的現象にまでなったのは60年代後半、戦後の日本が右肩上がりの高度経済成長を走るなか、「怒れる若者たち」が立ち上がり、「若者叛乱の時代」といわれたあの政治的季節を抜きにして、東映任侠映画の隆盛もあり得なかったであろう。そこに描かれていたのは、徹底して男の美学であり、任侠浪漫であった。「あのパターンはみんな俊藤浩滋プロデューサーが確立させたものですよ……」(本文より)
作品情報
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