暴虐と虐殺の世界史 人類を恐怖と絶望の底に突き落とした英傑ワーストイレブン 電子書籍版
1760円(税込)
作品内容
歴史上、人を最も多く殺したのは誰なのか?暴虐から読み解く異色の世界史!全ての悲劇はマルクスとダーウィンの手紙のやり取りから始まった……?ヒトラー、スターリン、毛沢東、コロンブス、ルソー……人類に錯乱と狂気の時代をもたらした11人の英傑たち。リクルート「スタディサプリ」人気講師がひも解く「悪の世界史」。フランス人啓蒙思想家ルソーの代表作が、1762年に発表された『社会契約論』ですが、その書のキーワードは「一般意志(人民の意志)」です。中学生の社会科の教科書にあるように「国民主権」という考え方の基礎となりましたが、受け止め方次第で、これほど恐ろしい言葉はありません。ルソーの思想は穏健に適用すれば、たしかに民主主義につながります。しかし「一般」「人民」の定義を怨みに燃えた特定の「社会階級」に適用した場合には、それは革命と虐殺と略奪に大義を与えるものにもなるのです。(本書 プロローグより)《目次》プロローグ 人類を狂気の時代へ貶めた11人第1講 宗教と科学、そして思想の変異第2講 設計主義第3講 主権論争第4講 思想のグランドデザイン第5講 地上における「神の代理人」第6講 「ハム仮説」というフィクションと悲劇第7講 「神の国」アメリカの大義第8講 イスラエルとウクライナ――ふたつの戦争と「死の商人」
作品情報
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