AI・機械翻訳と英語学習 教育実践から見えてきた未来 電子書籍版
2200円(税込)
作品内容
必修の英語授業にAI・機械翻訳を正式導入した立命館大学。日本の大学初のその試みから見えてきたものは何か。AIテクノロジーは、語学学習の常識を変えていくだろう。それが、ネイティブ至上主義を覆す可能性すらあるのだ。各種試験の意味についても再考を促すことになるだろう。そして何より、英語力を効率的に上げる力を秘めている。学習・教育のゲームチェンジャーとしてのAI・機械翻訳。新たな未来を誘うその姿が、今、鮮やかに浮かび上がる! [執筆者](執筆順)山中 司・山下美朋・近藤雪絵・神原一帆・木村修平杉山滉平・西澤幹雄・中南美穂・豊島知穂・鳥居大祐 【目次】 PART 1 メディアが変わる、知が変わる ――AIテクノロジーが英語教育にもたらすインパクトを探る 01. 機械翻訳や生成AIがもたらした新たな英語との付き合い方 ――英語は母語話者だけのものではない 02. 激震の英語ライティング教育 03. 表現することへの回帰 ――my ownの誇りと自信 04. 知識の伝達から蒸留へ ――「教師」としての機械翻訳論のための試論 05. AI時代に期待される英語教育の素描 ――新・プロジェクト発信型英語プログラム PART 2 機械翻訳や生成AIの上手な英語学習への活用の仕方 ――最新の取り組みが示唆するいくつかの視点 06. 機械翻訳の英語学習的使い方とChatGPTへの展開 07. 機械翻訳を活用したライフサイエンス系大学院科目での実践 ――科学的基礎と英語力がなければ機械翻訳ツールは使いこなせない 08. 実際の機械翻訳の使われ方を見る ――パターン化と傾向 09. 翻訳学の知見を機械翻訳に生かす ――機械翻訳における指導法の模索 10. 教育現場への提供を通して見えてきたAI翻訳の〈みらい〉 PART 3 機械翻訳から生成AIへ ――ChatGPTがもたらす英語教育の未来予想図 11. ChatGPTを大学英語教育で使い倒す中で見えてきたいくつかの論点 ――結びに代えて
作品情報
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