あの人の手紙 黒澤明、松本清張、高橋尚子……(読売新聞アーカイブ選書) 電子書籍版
999円(税込)
作品内容
SNSなどで誰もが手軽に言葉を発信できる時代だからこそ、書くのにも届けるのにも時間と手間がかかる手紙の意味を改めて考えたい。本書は、著名人ら30人超が送った、あるいは受け取った手紙からたどる人物論であり、手紙が語る戦後史でもある。芥川賞を受けても「小生の基盤は全く脆弱なものです」と不安をつづった松本清張。「地雷を踏んだらサヨウナラ!」と記し、26歳で戦場に散ったカメラマンの一ノ瀬泰造。キューブリックが手塚治虫に送った手紙には、後の名作に繋がる依頼が書かれていた……。2004年刊「手紙の力──あの日あの時の日本人」(新潮社刊)を電子書籍化。
作品情報
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