帝国妖人伝 電子書籍版

  • 帝国妖人伝 電子書籍版
  • 1683円(税込)

    • 本作品について、無料施策・クーポン等の割引施策・PayPayポイント付与の施策を行う予定があります。
      この他にもお得な施策を常時実施中、また、今後も実施予定です。詳しくはこちら

    作品内容

    犯人は誰? 探偵こそ誰?時は明治、那珂川二坊は文学で名をなさんとす。尾崎紅葉に師事すれど執筆がかなうのは小説どころか三文記事ばかり。この日も簡易食堂に足を運び、ネタを探して与太話に耳を傾けた。どうやら昨晩、かの徳川公爵邸に盗人が入ったらしい。蓋を開ければ徳川公にも家人にもこれと云った被害はなく、盗人は逃走途中に塀から落ちて死んだという不思議な顛末。酔客らは推論を重ねるが、「そりゃ違いますやろ」という声の主、福田房次郎が語り始めたのは、あっと驚く“真相”だった(「長くなだらかな坂」)。京都・奈良をつなぐ法螺吹峠、ナチス勃興前夜のポツダム、魔都・上海ほか、那珂川の赴く地に事件あり、妖人あり! “歴史・時代ミステリの星”伊吹亜門が放つ全5話の連作短編集――絢爛たる謎解き秘話を通して、〈あの人〉たちの妖人ぶりにあらためて瞠目した――有栖川有栖(作家)著者の本領発揮作と呼ぶに相応しい完成度――千街晶之(ミステリ評論家)

作品情報

出版社
小学館
提供開始日
2024/02/15
ジャンル
文芸

作者の関連作品作者の作品一覧

この作品が好きな方はこちらもおすすめ