日韓ポピュラー音楽史 歌謡曲からK-POPの時代まで 電子書籍版
2750円(税込)
作品内容
BTS、TWICE、BLACKPINK、NewJeans――今や世界的人気を誇るK-POPアーティストたち。彼らの活躍の裏には日韓がおりなした数十年にわたる歴史があった。抑圧と解放に翻弄されながら、大衆の欲望は、ポピュラー音楽の舞台の上で、反射しあい、ねじれ、交差する。歌謡曲から、韓国演歌、J-POP、K-POPの時代まで、日本と韓国はいかに自己/他者のイメージを構築し、欲望しあい、「POPの夢」を見たか。もうひとつの日韓戦後史を描き出す。 【書評掲載多数!】 ・「1965年の国交正常化以降、現在に至るまでの日本と韓国の大衆音楽のそれぞれの歩みと相関について、一冊で大きな見取り図を与えようとする気宇壮大な試み。」ー『時事ドットコム』【今月の一冊】2024年3月9日掲載。輪島裕介氏(大阪大大学院教授)評。 ・「著者は日本/韓国、J-POP/K-POPという単純な二項対立に亀裂を走らせながら、東アジアの音楽世界の揺らぎと複雑さに目を凝らしている。そこに本書のおもしろさはある。(中略)韓国音楽を知るための基本文献として強くお勧めしたい。」ー『ミュージック・マガジン』2024年4月号掲載。大石始氏評。
作品情報
作者の関連作品作者の作品一覧
この作品が好きな方はこちらもおすすめ